2008年03月08日
おとり捜査に協力させられ逮捕、損害賠償求め提訴…佐賀
知人らが強盗を企てていることを警察官に知らせたのに「おとり捜査」に協力させられた末、逮捕されて名前を公表され、精神的、肉体的苦痛を被ったとして、佐賀市兵庫町、中古自動車販売業原一弘さん(36)が7日、佐賀県を相手取り、330万円の損害賠償を求める訴訟を佐賀地裁に起こした。
訴状などによると、原さんは昨年7月23日ごろ、中学の同級生だった暴力団幹部(36)から、同28日に佐賀市の民家まで軽乗用車を運転するよう頼まれ、目出し帽を購入することも指示された。幹部と別の男との話から、強盗を計画していると直感。28日の“犯行”約2時間前に佐賀署を訪れ、刑事に「強盗をやめさせたい」と相談した。
しかし、刑事から犯行計画に加わるよう言われ、軽乗用車に男3人を乗せて目的の家へ行ったところ、覆面パトカーで追跡するなどしてきた同署員に4人全員が拘束された。原さんは翌29日、事前に強盗目的で目出し帽を買ったとして強盗予備容疑で逮捕され、20日間拘置された後、不起訴(起訴猶予)となって釈放された。
原さんは「パトカーで現場を巡回してくれれば、仲間が犯行をあきらめると思って話した。逮捕され、共犯者として名前を公表されたのは納得できない」と主張。県警は「知人らを逮捕するためにはやむを得なかった」としている。
(2008年3月8日01時01分 読売新聞)
羽白熊鷲「いったい何が『やむを得なかった』のだか…。まずは謝罪せよ。」
2008年02月27日
泥酔、運転手逮捕へ 埼玉2人死亡 危険運転致死傷容疑
2008年02月27日06時16分
埼玉県熊谷市の県道で乗用車と軽乗用車が正面衝突して夫婦2人が死亡、4人が重体となった事故で、県警は、泥酔状態で運転していたとして、乗用車を運転していたトラック運転手(32)を危険運転致死傷容疑で逮捕する方針を決めた。運転手が事故前に飲酒したとされる飲食店についても道路交通法違反(酒類提供)容疑で調べる。
調べでは、運転手は17日午後7時半ごろ、酒に酔った状態で車を運転。中央線を越え対向の軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた親子4人を死傷させた疑い。運転手の車に同乗していた同僚2人も重体となった。
調べや関係者の話によると、運転手は17日昼から約5時間、飲食店で同僚ら6人とビールなどをコップで約30杯飲んだという。県警が運転手の血中アルコール濃度を調べた結果、呼気換算で1リットル中1.1ミリグラム検出した。一般的にひどく酔った状態だという。
県警は、入院中の運転手の回復を待って本格的に調べる方針。車に同乗していた同僚2人についても、けがの回復を待って事情を聴くという。
羽白熊鷲「飲酒運転そのものを厳罰化すべきだ」
埼玉県熊谷市の県道で乗用車と軽乗用車が正面衝突して夫婦2人が死亡、4人が重体となった事故で、県警は、泥酔状態で運転していたとして、乗用車を運転していたトラック運転手(32)を危険運転致死傷容疑で逮捕する方針を決めた。運転手が事故前に飲酒したとされる飲食店についても道路交通法違反(酒類提供)容疑で調べる。
調べでは、運転手は17日午後7時半ごろ、酒に酔った状態で車を運転。中央線を越え対向の軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた親子4人を死傷させた疑い。運転手の車に同乗していた同僚2人も重体となった。
調べや関係者の話によると、運転手は17日昼から約5時間、飲食店で同僚ら6人とビールなどをコップで約30杯飲んだという。県警が運転手の血中アルコール濃度を調べた結果、呼気換算で1リットル中1.1ミリグラム検出した。一般的にひどく酔った状態だという。
県警は、入院中の運転手の回復を待って本格的に調べる方針。車に同乗していた同僚2人についても、けがの回復を待って事情を聴くという。
羽白熊鷲「飲酒運転そのものを厳罰化すべきだ」
2008年02月22日
校長殺害も計画=着服隠ぺい、同僚の男を起訴−小学生女性臨時職員刺殺・函館地検
2月21日16時1分配信 時事通信
北海道せたな町の町立島歌小学校で1月末、臨時職員田村亜衣子さん(24)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同僚の同校臨時職員福士昌容疑者(21)=せたな町瀬棚区本町=が、着服発覚を防ぐため、同校校長(54)を自殺に見せ掛けて殺害する準備をしていたことが21日、分かった。函館地検は同日、福士容疑者を殺人罪で起訴するとともに、校長に対する殺人予備罪でも起訴した。
起訴状などによると、福士容疑者は同校職員の出張旅費を着服していたが、発覚しそうになったため、校長を殺害した上で、着服を苦に自殺したように見せ掛けることを計画。1月31日午前1時半ごろから6時半ごろまでの間、校長が書いたような遺書をパソコンで作成した上、ロープを準備した。
さらに、同日午前7時半ごろ、同校ボイラー室に出勤してきた田村さんの頭部を金づちなどで殴打した上、胸などを刃物で刺して殺害した。
北海道せたな町の町立島歌小学校で1月末、臨時職員田村亜衣子さん(24)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同僚の同校臨時職員福士昌容疑者(21)=せたな町瀬棚区本町=が、着服発覚を防ぐため、同校校長(54)を自殺に見せ掛けて殺害する準備をしていたことが21日、分かった。函館地検は同日、福士容疑者を殺人罪で起訴するとともに、校長に対する殺人予備罪でも起訴した。
起訴状などによると、福士容疑者は同校職員の出張旅費を着服していたが、発覚しそうになったため、校長を殺害した上で、着服を苦に自殺したように見せ掛けることを計画。1月31日午前1時半ごろから6時半ごろまでの間、校長が書いたような遺書をパソコンで作成した上、ロープを準備した。
さらに、同日午前7時半ごろ、同校ボイラー室に出勤してきた田村さんの頭部を金づちなどで殴打した上、胸などを刃物で刺して殺害した。
2008年02月07日
3女性殺害、2審も死刑=「非情かつ残酷」−福岡高裁
2月7日14時1分配信 時事通信
福岡県内で2004年12月から翌年1月にかけ、女性3人が相次いで殺害された事件で、強盗殺人や強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けた鈴木泰徳被告(38)の控訴審判決公判が7日、福岡高裁で開かれた。正木勝彦裁判長は「被害者の人格を無視した強固な確定的殺意に基づく、非情かつ残酷な犯行」と述べ、被告側の控訴を棄却した。
正木裁判長は「性的欲求や金銭欲に始まり、人命軽視も甚だしく、身勝手極まりない」と指摘。死刑も「やむを得ない」とした。
公判で被告側は、事件当時は借金返済の督促などに追われ極度のストレスで心神喪失か耗弱状態だったと主張したが、正木裁判長は「日常生活で被告の言動に異常を感じた者もいない」と退けた。
福岡県内で2004年12月から翌年1月にかけ、女性3人が相次いで殺害された事件で、強盗殺人や強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けた鈴木泰徳被告(38)の控訴審判決公判が7日、福岡高裁で開かれた。正木勝彦裁判長は「被害者の人格を無視した強固な確定的殺意に基づく、非情かつ残酷な犯行」と述べ、被告側の控訴を棄却した。
正木裁判長は「性的欲求や金銭欲に始まり、人命軽視も甚だしく、身勝手極まりない」と指摘。死刑も「やむを得ない」とした。
公判で被告側は、事件当時は借金返済の督促などに追われ極度のストレスで心神喪失か耗弱状態だったと主張したが、正木裁判長は「日常生活で被告の言動に異常を感じた者もいない」と退けた。
2008年01月24日
車窃盗、引きずり死なす 強殺容疑で男再逮捕
1月24日8時3分配信 産経新聞
千葉県船橋市で昨年4月、会社員、小堀敦史さん=当時(36)=が自分の車が盗まれるのを阻止しようと車体にしがみつき、振り落とされ死亡した事件で、船橋署捜査本部は23日、強盗殺人の疑いで、住所不定、無職、前田洋之被告(35)=有印私文書偽造などの罪で起訴=を再逮捕した。また共犯で犯行翌日に日本を出国したアフガニスタン国籍の無職、モハッド・イサ容疑者(30)の逮捕状を取り、国際指名手配する方針。
遺留品の帽子に付いた毛髪のDNAが前田容疑者と一致したのが逮捕の決め手となった。
調べによると、2人は昨年4月15日深夜、船橋市馬込町のアパート駐車場で、小堀さんの国産スポーツ車を盗んだ。この際、盗難防止装置が作動し、駆けつけて車にしがみついた小堀さんを引きずって振り落とし、脳挫傷などで死亡させた疑い。
千葉県船橋市で昨年4月、会社員、小堀敦史さん=当時(36)=が自分の車が盗まれるのを阻止しようと車体にしがみつき、振り落とされ死亡した事件で、船橋署捜査本部は23日、強盗殺人の疑いで、住所不定、無職、前田洋之被告(35)=有印私文書偽造などの罪で起訴=を再逮捕した。また共犯で犯行翌日に日本を出国したアフガニスタン国籍の無職、モハッド・イサ容疑者(30)の逮捕状を取り、国際指名手配する方針。
遺留品の帽子に付いた毛髪のDNAが前田容疑者と一致したのが逮捕の決め手となった。
調べによると、2人は昨年4月15日深夜、船橋市馬込町のアパート駐車場で、小堀さんの国産スポーツ車を盗んだ。この際、盗難防止装置が作動し、駆けつけて車にしがみついた小堀さんを引きずって振り落とし、脳挫傷などで死亡させた疑い。
2008年01月16日
<乳児殺害>泣く娘に腹立て口ふさぐ 37歳父を逮捕 宮城
1月15日21時1分配信 毎日新聞
生後4カ月の娘が泣きやまないのに腹を立て、殺害したとして宮城県警石巻署は15日、同県石巻市流留、無職、三浦春樹容疑者(37)を殺人容疑で緊急逮捕した。
調べでは、三浦容疑者は14日午後2時ごろ、自宅で、娘の寿々乃(すずの)ちゃんの口にクッションを押しつけて殺害した疑い。司法解剖の結果、死因は窒息または頭蓋(ずがい)内出血だった。三浦容疑者は「クッションの上に投げ落としたが泣きやまないので、別のクッションを押し付け、気づいたら死んでいた」と容疑を認めている。
三浦容疑者は妻(28)と寿々乃ちゃん、小学1年の娘(7)との4人暮らし。14日午後5時ごろ、仕事から帰宅した妻が、ぐったりしている寿々乃ちゃんを見つけ119番通報した。三浦容疑者は15日午前9時ごろ、同県大崎市内で車を運転しているのを捜査員が発見した。【伊藤絵理子】
生後4カ月の娘が泣きやまないのに腹を立て、殺害したとして宮城県警石巻署は15日、同県石巻市流留、無職、三浦春樹容疑者(37)を殺人容疑で緊急逮捕した。
調べでは、三浦容疑者は14日午後2時ごろ、自宅で、娘の寿々乃(すずの)ちゃんの口にクッションを押しつけて殺害した疑い。司法解剖の結果、死因は窒息または頭蓋(ずがい)内出血だった。三浦容疑者は「クッションの上に投げ落としたが泣きやまないので、別のクッションを押し付け、気づいたら死んでいた」と容疑を認めている。
三浦容疑者は妻(28)と寿々乃ちゃん、小学1年の娘(7)との4人暮らし。14日午後5時ごろ、仕事から帰宅した妻が、ぐったりしている寿々乃ちゃんを見つけ119番通報した。三浦容疑者は15日午前9時ごろ、同県大崎市内で車を運転しているのを捜査員が発見した。【伊藤絵理子】
2008年01月14日
1歳の長男、突き倒され重体 父親を傷害容疑で逮捕
2008年01月13日21時02分
1歳の長男を突き飛ばし大けがをさせたとして、埼玉県警は13日、同県新座市大和田4丁目、会社員佐藤洋二容疑者(31)を傷害の疑いで逮捕した。佐藤容疑者は「なつかないので腹が立ち、突き飛ばしてしまった」と容疑を認めているという。
新座署の調べでは、佐藤容疑者は6日午後7時20分ごろ、自宅居間で長男の胸を手で突き飛ばし、頭を柱に打ちつけた疑い。長男は病院に運ばれたが、硬膜下血腫で意識不明の重体。3人家族で、当時、妻は外出していたという。
同日夜、病院からの通報で同署が調べていた。佐藤容疑者は当初、「過って落とした」などと話していたが、その後、突き飛ばしたことを認めたという。調べに対し、「かわいがってもなつかず、先月ごろから突き倒したり、体をつねったりした」などと供述しているという。
1歳の長男を突き飛ばし大けがをさせたとして、埼玉県警は13日、同県新座市大和田4丁目、会社員佐藤洋二容疑者(31)を傷害の疑いで逮捕した。佐藤容疑者は「なつかないので腹が立ち、突き飛ばしてしまった」と容疑を認めているという。
新座署の調べでは、佐藤容疑者は6日午後7時20分ごろ、自宅居間で長男の胸を手で突き飛ばし、頭を柱に打ちつけた疑い。長男は病院に運ばれたが、硬膜下血腫で意識不明の重体。3人家族で、当時、妻は外出していたという。
同日夜、病院からの通報で同署が調べていた。佐藤容疑者は当初、「過って落とした」などと話していたが、その後、突き飛ばしたことを認めたという。調べに対し、「かわいがってもなつかず、先月ごろから突き倒したり、体をつねったりした」などと供述しているという。
2007年12月26日
下着投棄の容疑者、14年前の梅田の強殺容疑で再逮捕
2007年12月26日01時01分
大阪・梅田のホテルで94年に会社員の女性(当時26)が殺害された事件で、大阪府警は25日、女性用下着を民家に投げ捨てた廃棄物処理法違反罪で起訴された会社員押谷和夫容疑者(48)=同府茨木市彩都あさぎ3丁目=を強盗殺人容疑で再逮捕した。公訴時効成立(当時15年)まであと1年だった。府警は押谷容疑者と女性が何らかのトラブルになったとみているが、押谷容疑者は「はっきり覚えていない」と容疑を否認しているという。
調べでは、押谷容疑者は94年1月16日夕、大阪市北区梅田1丁目のホテルで、デートクラブから派遣されてやって来た女性の頭を鈍器のようなもので何度も殴り、首を絞めて窒息死させたうえ、女性の財布が入った手提げバッグを奪った疑い。
府警の調べで、殺害現場のホテル客室に同日午後チェックインした男は、客室から複数のデートクラブに派遣依頼の電話をかけていたことが判明した。最後に電話した店で働いていたこの女性がたまたま男の部屋に同午後5時20分ごろに派遣され、直後に殺害されたとみられる。男は同6時20分ごろにホテルを出ており、府警は女性が入室してすぐに何らかのトラブルになったとみている。
昨年6月以降、茨木市で女性用下着が民家の庭などに投げ捨てられる事件が相次ぎ、目撃証言などから押谷容疑者が浮上した。府警が今月2日、押谷容疑者を廃棄物処理法違反容疑で逮捕。下着に付着した体液などから採取されたDNA型を、警察庁のDNA型データベースで照合したところ、14年前の殺害現場に残された体液のものと一致した。
大阪・梅田のホテルで94年に会社員の女性(当時26)が殺害された事件で、大阪府警は25日、女性用下着を民家に投げ捨てた廃棄物処理法違反罪で起訴された会社員押谷和夫容疑者(48)=同府茨木市彩都あさぎ3丁目=を強盗殺人容疑で再逮捕した。公訴時効成立(当時15年)まであと1年だった。府警は押谷容疑者と女性が何らかのトラブルになったとみているが、押谷容疑者は「はっきり覚えていない」と容疑を否認しているという。
調べでは、押谷容疑者は94年1月16日夕、大阪市北区梅田1丁目のホテルで、デートクラブから派遣されてやって来た女性の頭を鈍器のようなもので何度も殴り、首を絞めて窒息死させたうえ、女性の財布が入った手提げバッグを奪った疑い。
府警の調べで、殺害現場のホテル客室に同日午後チェックインした男は、客室から複数のデートクラブに派遣依頼の電話をかけていたことが判明した。最後に電話した店で働いていたこの女性がたまたま男の部屋に同午後5時20分ごろに派遣され、直後に殺害されたとみられる。男は同6時20分ごろにホテルを出ており、府警は女性が入室してすぐに何らかのトラブルになったとみている。
昨年6月以降、茨木市で女性用下着が民家の庭などに投げ捨てられる事件が相次ぎ、目撃証言などから押谷容疑者が浮上した。府警が今月2日、押谷容疑者を廃棄物処理法違反容疑で逮捕。下着に付着した体液などから採取されたDNA型を、警察庁のDNA型データベースで照合したところ、14年前の殺害現場に残された体液のものと一致した。
埼玉・川口の女性殺害、「首を絞めた」強盗容疑者再逮捕へ
埼玉県川口市のアパートで会社員渡辺沙織さん(当時26歳)が殺害された事件で、同じアパートで7月に起きた強盗事件で逮捕された同市源左衛門新田、配管工清田龍也容疑者(39)が、「渡辺さんの首を絞めた」と殺害をほのめかしていることが25日、わかった。
川口署捜査本部は週内にも、清田容疑者を強盗殺人などの疑いで再逮捕する方針。清田容疑者はこれまでの調べに、10月30日に渡辺さんのキャッシュカードを使って現金を引き出そうとしたことを認めていた。捜査本部は、清田容疑者が、渡辺さんが正しい暗証番号を教えなかったことに腹を立て殺害した可能性が高いとみている。
(2007年12月26日3時1分 読売新聞)
川口署捜査本部は週内にも、清田容疑者を強盗殺人などの疑いで再逮捕する方針。清田容疑者はこれまでの調べに、10月30日に渡辺さんのキャッシュカードを使って現金を引き出そうとしたことを認めていた。捜査本部は、清田容疑者が、渡辺さんが正しい暗証番号を教えなかったことに腹を立て殺害した可能性が高いとみている。
(2007年12月26日3時1分 読売新聞)
2007年12月24日
「娘の死、風化させない」 短大生死亡事故 公訴時効成立 父、癒えぬ悲しみ語る
岡山市の路上で2002年12月、短大生だった同市の中桐裕子さん(当時19歳)が、酒気帯び運転の軽乗用車にはねられ死亡した事故で、業務上過失致死容疑で書類送検され、地検が4度目の不起訴処分とした運転者の女性(23)の公訴時効が22日午前0時に成立した。法廷での原因究明を願い続けた裕子さんの父で会社員、裕訓さん(56)は遺影を前に、今も癒えない悲しみを語った。
裕訓さんは「裕子の自転車が飛び出したのが原因だったとする地検の鑑定結果は納得いかない」と、自ら交通事故鑑定人に依頼して鑑定書を作成。岡山検察審査会や地検に提出するなどしてきた。しかし、4度目の不起訴を決めた検察側の処分の理由は「飲酒の有無にかかわらず、女性が事故を予見でき、回避できる状況にはなかった」だった。
裕子さんは3人姉妹の末っ子。動物が好きで、たびたび捨て猫や捨て犬を拾ってきた。将来、動物を世話する仕事に就くことが夢だった。裕訓さんはほほ笑む遺影を見つめ、早すぎた死に、「(親と)順番が違うだろ」と話し掛けるという。
21日夜、裕訓さんと妻の真理子さん(53)は仏壇に向かい、お経を唱えていた。毎年訪れる、つらい夜。今年は特別だった。そして、夫婦で時効の瞬間を無言で確認。「もっと何かできたのではないか。複雑な心境です」と無念さをにじませた。
裕訓さんは飲酒運転をなくすため、各地の事故の遺族と連携している。「そのためにも、娘の死を風化させてはならない」と語った。
(2007年12月23日 読売新聞)
※関連記事
酒気帯び死亡交通事故で、3度目の不起訴不当…岡山
岡山市で5年前、短大1年だった同市の中桐裕子さん(当時19歳)が、酒気帯び運転の女性(23)の軽乗用車にはねられ死亡した事故で業務上過失致死容疑で書類送検された女性を不起訴とした岡山地検の処分について、岡山検察審査会は12日、3度目の不起訴不当を議決した。同じ事件で3度の議決は極めて珍しいという。
中桐さんは02年12月21日夜、自転車に乗って帰宅途中に軽乗用車にはねられ死亡。運転していた女性は当時、高校3年生だったが、居酒屋で飲酒しており、地検は女性を道交法違反罪(酒気帯び運転)で略式起訴したが、業務上過失致死容疑については、飲酒と事故との因果関係を認めず、03年8月、不起訴にした。
同審査会は両親の審査申し立てを受け、2度にわたり不起訴不当を議決したが、検察側は「起訴するだけの証拠がない」とし、3度不起訴にした。両親は11月19日、同審査会に3度目の申し立てをしていた。
今回の議決書で同審査会は「酒気帯び運転していなければ、衝突を回避することができた可能性がある」などと指摘。公訴時効は22日午前0時に迫っている。岡山地検の村瀬正明・次席検事は「議決内容を至急検討したうえ、必要な対応を迅速にとり、結論を出したい」とのコメントを出した。
井戸田侃・立命館大名誉教授(刑事訴訟法)の話「3度の不起訴不当の議決はかなり珍しい。検察審査会は国民の代表であり、裁判員制度など国民の意見を常識として尊重する流れが強くなるなか、当然起訴し、裁判所に判断を委ねるべきだ」
(2007年12月13日 読売新聞)
羽白熊鷲「3度にわたる不起訴ふ頭の議決を無視する決定で、被害者の思いを踏みにじる行為だ。民事では七千万の損害賠償判決が下されており、司法によって加害者の過失は認定されている。そして何よりも飲酒運転である。一言で言えば検察は糞。」
裕訓さんは「裕子の自転車が飛び出したのが原因だったとする地検の鑑定結果は納得いかない」と、自ら交通事故鑑定人に依頼して鑑定書を作成。岡山検察審査会や地検に提出するなどしてきた。しかし、4度目の不起訴を決めた検察側の処分の理由は「飲酒の有無にかかわらず、女性が事故を予見でき、回避できる状況にはなかった」だった。
裕子さんは3人姉妹の末っ子。動物が好きで、たびたび捨て猫や捨て犬を拾ってきた。将来、動物を世話する仕事に就くことが夢だった。裕訓さんはほほ笑む遺影を見つめ、早すぎた死に、「(親と)順番が違うだろ」と話し掛けるという。
21日夜、裕訓さんと妻の真理子さん(53)は仏壇に向かい、お経を唱えていた。毎年訪れる、つらい夜。今年は特別だった。そして、夫婦で時効の瞬間を無言で確認。「もっと何かできたのではないか。複雑な心境です」と無念さをにじませた。
裕訓さんは飲酒運転をなくすため、各地の事故の遺族と連携している。「そのためにも、娘の死を風化させてはならない」と語った。
(2007年12月23日 読売新聞)
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酒気帯び死亡交通事故で、3度目の不起訴不当…岡山
岡山市で5年前、短大1年だった同市の中桐裕子さん(当時19歳)が、酒気帯び運転の女性(23)の軽乗用車にはねられ死亡した事故で業務上過失致死容疑で書類送検された女性を不起訴とした岡山地検の処分について、岡山検察審査会は12日、3度目の不起訴不当を議決した。同じ事件で3度の議決は極めて珍しいという。
中桐さんは02年12月21日夜、自転車に乗って帰宅途中に軽乗用車にはねられ死亡。運転していた女性は当時、高校3年生だったが、居酒屋で飲酒しており、地検は女性を道交法違反罪(酒気帯び運転)で略式起訴したが、業務上過失致死容疑については、飲酒と事故との因果関係を認めず、03年8月、不起訴にした。
同審査会は両親の審査申し立てを受け、2度にわたり不起訴不当を議決したが、検察側は「起訴するだけの証拠がない」とし、3度不起訴にした。両親は11月19日、同審査会に3度目の申し立てをしていた。
今回の議決書で同審査会は「酒気帯び運転していなければ、衝突を回避することができた可能性がある」などと指摘。公訴時効は22日午前0時に迫っている。岡山地検の村瀬正明・次席検事は「議決内容を至急検討したうえ、必要な対応を迅速にとり、結論を出したい」とのコメントを出した。
井戸田侃・立命館大名誉教授(刑事訴訟法)の話「3度の不起訴不当の議決はかなり珍しい。検察審査会は国民の代表であり、裁判員制度など国民の意見を常識として尊重する流れが強くなるなか、当然起訴し、裁判所に判断を委ねるべきだ」
(2007年12月13日 読売新聞)
羽白熊鷲「3度にわたる不起訴ふ頭の議決を無視する決定で、被害者の思いを踏みにじる行為だ。民事では七千万の損害賠償判決が下されており、司法によって加害者の過失は認定されている。そして何よりも飲酒運転である。一言で言えば検察は糞。」

